ブルー御三家の1匹「ロシアンブルー」
きらめくブルーの毛並みとエメラルドグリーンの瞳で、かつてロシア皇帝やビクトリア女王から寵愛を受けたといわれています。
ルーツはロシアに土着していた猫といわれ、北極圏に近い島に生息していたという説もありますが、実は正確な出自は分かっていません。
その美しい顔立ちで微笑んでいるように見える顔は「ロシアンスマイル」とよばれ親しまれています。
日本でも世界でも人気ランキングの上位にいる「ロシアンブルー」歴史や特徴、性格をご紹介していきます。
ぜひ最後までごにゃんください。
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この記事では以下の内容が分かります。
- ロシアンブルーの歴史
- ロシアンブルーの特徴
- ロシアンブルーの性格
- ロシアンブルーの大きさなど
- ロシアンブルーの原産国
- ロシアンブルーの体重
- ロシアンブルーの体長
- ロシアンブルーの寿命
- ロシアンブルーの値段
- ロシアンブルーの動画
- ロシアンブルーの飼い方
ロシアンブルーの歴史
- 1860年頃 ロシアからイギリスに渡る
- 1875年 キャットショーに初登場
- 1900年代 品種登録と絶滅の危機
1860年頃 ロシアからイギリスに渡る
「ロシアンブルー」はロシア北西部、北極圏に近い「アルハンゲル(Archangel)島」に土着していた猫がロシア商船に乗ってイギリスに渡ったことで世界に広まったと考えられています。
この「アルハンゲン島」は英語読みになるとアークエンジェル(Archangel)となり、当初は「アークエンジェルキャット」とよばれていました。
1875年 キャットショーに初登場
ロシアの商船でイギリスに渡った「ロシアンブルー」は1875年にクリスタルパレスにて開催されたキャットショーに出陳され、その時は「アークエンジェルキャット」として紹介されました。
そしてその高貴で美しい姿はまたたく間に人気となり、多くの猫愛好家やビクトリア女王に愛され、繁殖が盛んに行われるようになりました。
1900年代 品種登録と絶滅の危機
その後1900年代にイギリスにおいて品種登録され、名称も「ロシアンブルー」に決められました。
人気の品種となり品種登録もされ、順風満帆かと思われましたが、世界大戦のためにその数が激減してしまい、ロシアンブルーの品種を守るため「シャム」や「ブリティッシュショートヘア」と交配が行われ、その結果、体型がややぽっちゃり型になってしまったそうです。
ロシアンブルーの特徴
- ブルーの毛色にエメラルドグリーンの目
- 小さな頭、とがった耳、上がっている口角
- スマートな体と長いしっぽ
ブルーの毛色にエメラルドグリーンの目
何といっても一番の特徴はブルーの毛色にエメラルドグリーンの瞳で、その美しい姿で多くの人を魅了しています。
毛質は短毛のダブルコートで、細くて滑らかな毛に覆われており、非常に手触りが良いといわれています。
ブルーの毛色とは別にオーストラリアのブリーダーが作り出した「ロシアン・ホワイト」「ロシアン・ブラック」などを誕生されましたが、アメリカではいまだに品種として認定されていないそうです。
小さな頭、とがった耳、上がっている口角
頭は小さくて先がとがった少し離れている耳と、微笑んでいるように見える上がっている口角が特徴的です。
その微笑んでいるように見える顔立ちは「ロシアンスマイル」とも呼ばれています。
スマートな体と長いしっぽ
細くスマートで、手足が引き締まった筋肉質な体型です。しっぽは一般的は猫よりも長く、優雅な姿を際立てています。
ロシアンブルーの性格
- 賢くて少しプライドが高い
- 気難しく少し神経質
- 運動好きで活発
- あまり鳴かない
賢くて少し嫉妬深い
賢くて飼い主に忠実で「犬のような猫」と呼ばれていますが、少し嫉妬深く、自分が好きな飼い主が他の猫と仲良くしていると嫉妬する一面もあり、猫らしい性格も持っています。
気難しく少し神経質
気難しい子が多く、構い過ぎても構わな過ぎても良い関係を築けないといわれています。
また、見知らぬ人に敏感だったりする面もあり、気難しくて少し神経質だといわれています。
運動好きで活発
運動好きで活発で、じゃれたり狩りをしたりする遊びが大好きといわれています。しっかり遊んであげましょう。
あまり鳴かない
「ボイスレス・キャット」とよばれるほど静かで、あまり鳴かない猫として知られています。
ロシアンブルーの大きさなど
ここからはロシアンブルーの大きさや原産国などをご紹介していきます。
ロシアンブルーの原産国
- ロシア
正確な出自は不明ですが、ロシアということになっています。
ロシアンブルーの体重
- オス 3.5kg~5kg
- メス 2.5kg~4kg
一般的な猫と同じくらいの体重です。
ロシアンブルーの体長
- 70cm前後
一般的な猫より少し長い体長です。
ロシアンブルーの寿命
- 10才~13才
一般的な猫より短い寿命ですが、最高齢は25才といわれています。
ロシアンブルーの値段
- ブリーダー 18万円~28万円
- ペットショップ 20万円前後
人気の品種で数が多いのでブリーダーからもペットショップからも購入できます。
ロシアンブルーの動画
ここからは「ロシアンブルー」の動画をご紹介していきます。
まずは絶対正義の子猫の動画です。
ブルーの毛色、小さな顔、とがった耳、ロシアンブルーの特徴が出ていますね。
目の色はまだエメラルドグリーンではないですが、子猫特有の「キトゥンブルー」ですね。
こちらでは飼い主さんがロシアンブルーを紹介してくれています。
特徴がはっきり出ていて美しい子ですね。
ロシアンブルーの飼い方
- 運動できるスペースと遊ぶ時間を
- 出来れば静かな環境を
運動できるスペースと遊ぶ時間を
運動が大好きで活発な性格なので、高低差がある運動できる空間を用意してあげましょう。
また、良い関係を保つためにも遊んであげる時間を確保し、少しでも良いので毎日遊んであげましょう。
出来れば静かな環境を
神経質な一面があるので、できる限り外部環境が静かな環境を作ってあげましょう。
小さなお子さんがいる家庭では、猫が一人になれる空間を準備してあげて、ストレスを感じたら逃げられるようにしてあげてください。
まとめ
今回は「ロシアンブルー」をご紹介しました。
本当に美しい猫で一度この目で見て撫でさせていただきたいです。
飼われている方は末永くお互い健康で暮らせるよう祈っています。
また、飼い猫に関して悩みがある方は、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト【DOQAT】があります。
登録無料で実際に経験した人が答えてくれます。
動物を飼っている方は優しい方が多く、親身になって答えてくれますので、経験した生の声を聞きたい方はぜひ登録してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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