お猫様図鑑「メインクーン」世界最大の猫

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メインクーンお猫様図鑑

ギネス記録を数多く持つ品種「メインクーン」様


世界一大きい猫のギネス記録」は体長123cmで、なんと小学校1年生男子の平均身長と同じくらいです。


そんなメインクーン様はアメリカ・メイン州が原産で、模様や狩りの習性がアライグマ(ラクーン)に似ていることから「メインクーン」と命名されました。


また、メインクーン様の起源は正確に分かっておらず、一説には「マリーアントワネットの猫だった」という逸話もあり、非常に興味深い歴史を持っています。


よくノルウェージャンフォレストキャット様と見間違いますが、よく見ると違う点があり見比べればすぐに違いが分かります


ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という愛称を持つ、穏やかで心優しい「メインクーン」様についてご紹介していきます。


ぜひ最後までごにゃんください。


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この記事では以下の内容が分かります。

  • メインクーンの歴史
  • メインクーンの原産国
  • メインクーンの特徴
  • メインクーンの性格
  • メインクーンの動画
  • メインクーンの体重
  • メインクーンの体長
  • メインクーンの寿命
  • メインクーンの値段
  • メインクーンの飼い方



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メインクーンの歴史

  • マリーアントワネット説
  • バイキング説
  • 近代の歴史1900年ごろ~
  • 名前の由来と愛称



マリーアントワネット説

1793年にマリーアントワネットが処刑される直前、フランスから船で逃げ出そうと試みたとき、マリーアントワネットが大切にしていた6匹の「ターキッシュアンゴラ」を船に積み込みました。

その後、計画は失敗しマリーアントワネットは処刑されることになってしまいましたが、船に積み込まれた6匹の猫はフランスを脱出し、アメリカ・メイン州の海岸にたどり着き、この猫たちが現在のメインクーンの始祖になった。


というのがマリーアントワネット説です。

正直なところ都市伝説みたいな話ですが、興味深くて面白い逸話ですよね。


バイキング説

11世紀ごろにバイキングの船に乗っていた猫が、各地の猫との間に子供をもうけ、その子猫が何らかの方法でアメリカ大陸に渡ってきた、という説もあります。


この説は、当時バイキングが飼っていた猫は「ノルウェージャンフォレストキャット」が多く、「メインクーン」と見た目が非常に似ていることから、ブリーダーさんの間で指示されている説だそうです。


この説は個人的にも支持していて、カナダの東にある「ランス・オ・メドー遺跡」で990年ごろから1050年ごろまでバイキングが暮らしていたとみられる集落が発見されています


この「ランス・オ・メドー遺跡」は「アメリカ・メイン州」目と鼻の先にある遺跡なので、バイキングが連れてきた猫が土着猫と交配して、そのまま定住するようになった。という説は非常に理にかなった説だと思います。


ただ、実際のところ出自は分かっていません。



近代の歴史1900年ごろ~

1900年ごろにはキャットショーなどで人気がありましたが、その後1950年ごろになりペルシャ猫などの海外のロングヘアの品種が入ってくるようになると、人気が奪われてしまい一時期は「絶滅した」とまでいわれていたそうです


ですがその後、愛好家たちの努力により人気を取り戻し、1980年代には人気の品種に返り咲きました。

2015年になると「CFACat Fanciers’ Association)」という世界最大の血統書付きの猫の登録機関のランキングで、世界で2番目に人気の品種と位置付けられました



名前の由来と愛称

名前の由来は「アメリカ・メイン州(Maine)」にいる「アライグマ(Racoon)」に似た猫ということで「メインクーン(Maine Coon)」になりました。

そして現在ではメイン州の「州猫(State Cat)」に定められており、多くの人に愛される存在になっています。


メインクーンは「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という愛称でもよばれており、心優しく穏やかな大きい猫という印象を多くの人に与えており、もともと古くから土着していた猫なので「アメリカンロングヘアー」ともよばれています。




メインクーンの原産国

  • アメリカ合衆国メイン州



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メインクーンの特徴

  • もっこもこの毛
  • 3つのギネス記録
  • ノルウェージャンフォレストキャットとの違い
  • 多指症の個体が多い



もっこもこの毛

メインクーンといえばもっこもこの毛ですが、この毛には防水効果があり冬には氷点下になって雪が降るメイン州の気候に耐えられるようになっていると考えられています。

その他にも、ライオンのたてがみのような胸の毛、ズボンをはいているように見える足の後ろ側にある毛ゆびの間に生えている毛で、厳しい寒さの中でも体温を保つことができるといわれています。



3つのギネス記録

なんとメインクーンはギネス記録を3つも持っています。

  • 体長の長さ世界一 123cm
  • 髭の長さ世界一 19cm
  • 尻尾の長さ世界一 41.5cm

体が大きいと他の部分も大きくなるんでしょうか、しっぽの長さが40cm以上というと、500mmのペットボトルを2本繋げたくらいの長さなので凄い長さですね。



ノルウェージャンフォレストキャットとの違い

見た目がよく似ていて間違えられる「ノルウェージャンフォレストキャット」ですが、2つの点で見分けがつきます。

  • 丸みを帯びてカーブしている鼻筋
  • 耳の先端にあるリンクスティップ


丸みを帯びてカーブしている鼻筋

メインクーンの顔は丸く、丸みを帯びた鼻筋です。

ノルウェージャンフォレストキャットの顔は逆三角形で、まっすぐな鼻筋です。

丸い顔立ちがメインクーン、逆三角形がノルウェージャンフォレストキャット、と覚えると覚えやすいです。


耳の先端にあるリンクスティップ

メインクーンは耳の先端に立派な飾り毛(リンクスティップ)がついています。

ノルウェージャンフォレストキャットにはついていません、稀についている個体もいるそうですが、メインクーンのように立派ではないそうです。



顔や鼻筋が丸くて耳の先端に立派な飾り毛が付いているのがメインクーンと覚えると良いと思います。



多指症の個体が多い

メインクーンは「多指猫」が多くみられ、指の本数が多い個体がいます

これは病気ではなく遺伝的なものと考えられており、健康には何ら影響を及ぼしていないことが確認されています

健康に害がないどころか、木に登りやすくなったり、雪の上を歩くときも足が埋もれにくくなり、器用に物をつかむこともできて、厳しい環境を生き抜くために有利だったとも考えられています




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メインクーンの性格

  • 賢くて器用
  • 遊び好き
  • 温和で優しい



賢くて器用

メインクーンは平均以上の知能を持っているといわれており、しつけやトレーニングが非常にしやすいといわれています。

前足を器用に丸めて物を持ち上げたり、扉を開けたり、水道の蛇口を開けたり、トイレを流す子までいるそうで、小さなものを持ち上げたり掴んだりする行為は簡単に覚えてしまうそうです


その他にも前足を使って餌をつかんで食べたり、水を飲むときにも前足を使う子がいるそうです。



遊び好き

もともとワーキングキャットでネズミ捕りをしていた時代や、森の中で狩猟して生きていた時代が長くあるので、遊び好きといわれています。

中には犬のようにボール投げ遊びが好きな子がいて、取ってきたボールをちゃんと足元まで運んでくるそうです。

また、水に強い毛を持っているので、水を怖がることはあまりなく、水の中のおもちゃを取ったり、水に濡れても平気な子が多いそうです



温和で優しい

ヤマネコのような見た目をしていますが、非常に温和で優しい性格の持ち主といわれています。

犬などの他の動物や人間の子供、他の猫の子猫などに優しく接することが多く、他のペットや小さい子供がいる家庭ではオススメの品種といわれています。




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メインクーンの動画

ここからはメインクーンの動画をご紹介します。

まずは絶対正義の子猫の動画です

生後2ヶ月の子猫でも立派な胸の毛と、耳先の飾り毛が特徴的ですね。



こちらの子は4歳でなんと9.4kgあったみたいです。

持っている感じがもう猫のサイズとは思えないですよね。




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メインクーンの体重

  • オス 6kg~8kg
  • メス 4kg~6kg

やはり猫の中では大きいサイズなので体重は重く、大きい個体だと10kgを超える子がいて8kg~9kgくらいのオスはかなりの頭数いるといわれています



メインクーンの体長

  • 50cm~100cm

メスの小さい子でも普通の猫より体長が大きく、オスの大きい子は1メートルを超えることがあるそうです。



メインクーンの寿命

  • 12才前後

一般的な猫ちゃんが15歳前後なので、少し短い寿命といえます。

ですが、最高齢のメインクーンは31歳とのことなので、環境や個体により差があるみたいです。



メインクーンの値段

  • ブリーダー 10万円~20万円
  • ペットショップ 15万円前後

高いと30万円を超える子もいるそうです。




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メインクーンの飼い方

  • 大きい体に合った物を揃える
  • こまめにブラッシング

大きい体に合った物を揃える

意外と忘れがちですが、体のサイズに合ったトイレベットキャットタワーを揃えることが必要です。

他の猫と比べて1.5倍~2倍くらいの体長がある場合、トイレのサイズを1.5倍~2倍にしてあげたほうが良いと思います。


子供の頃からの習慣で基本的に同じトイレを使いますが、中で方向転換がしづらかったり窮屈そうにしている場合はぜひ大きいトイレを買ってあげてください。


ベッドやキャットタワーも同じように、小学校1年生の男子が遊んでいるのを想像して、サイズを考えてあげると良いと思います。



こまめなブラッシング

長毛種の宿命として、毛玉を飲み込んでしまうことが多いのでこまめにブラッシングしてあげると良いと思います。

また、食事で毛玉ケアをしてあげたり、猫草で体内の毛を排出させてあげたりなど、体毛に関するケアを怠らないようにしてあげてください。




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まとめ

今回は「メインクーン」についてご紹介しました。

巨猫の名にふさわしいサイズの猫ちゃんで、心優しい「ジェントルジャイアント」、ぜひ一度持ち上げてたっぷり吸わせていただきたいと思っています。


短命といわれていますが、最高齢の31歳のメインクーンを飼っていた飼い主さんは、25歳のメインクーンも飼っていたそうなので、環境や体調管理をしっかりすれば末永く一緒に暮らせるのではないでしょうか。

また、飼い猫に関して悩みがある方は、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト【DOQAT】があります。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。

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