ぴょーん!とジャンプするお猫様、いったいどのくらいジャンプできるのでしょうか?
一般的には1mから1.5mといわれていますが、
ギネス記録は2018年1月30日に記録された「2m13cm」です。
自動販売機が約180cm、サッカーゴールが244cmなので、そのあいだくらいを飛んでいます。
うまい棒(11cm)だと約19本分を飛ぶので凄い高さですね。
猫も犬も同じような見た目ですが、体の構造の違いにより、お猫様の方が高く飛べます。
そこで今回はお猫様の「ジャンプ」についてご紹介します。
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この記事では以下のことが分かります。
- ジャンプ力はどのくらい?
- なんで高く飛べるの?
- ジャンプ力が高い種類は?
- ジャンプ力が低い種類は?
- ジャンプ力の低下について
- 気をつけてほしいこと
ぜひ最後までご覧ください。
ジャンプ力はどのくらい?
品種にもよりますが、
- 猫は体の高さの約5倍ジャンプします。
体の高さとは、立っている状態で背中から地面までの高さのことで「体高」といいます。
体高が30cmの猫ちゃんは5倍の1.5m飛ぶことができますので、驚異的なジャンプ力です。
体高が20cmの猫ちゃんでも1mジャンプしますので、4歳児の平均身長と同じくらいの高さを飛びます。
人間で体高×5倍を例えると、160cmの人が8mジャンプできることになりますので、二階建ての家の屋根に垂直飛びで飛び乗れることになります。
なんで高く飛べるの?
お猫様が高く飛べる理由は大きく分けて2つあります。
- 足の筋肉がムキムキ
- 体(背筋)が柔らかい
足の筋肉がムキムキ
猫は後ろ足の筋肉が発達していて、ジャンプする時や走り出す時に強い瞬発力を生み出します。
この強い瞬発力でジャンプすることにより、より高く飛ぶことができ、走り出す時も初速がとても速い状態で走り出せます。
体(背筋)が柔らかい
より高く飛ぶには背中の筋肉も重要で、後ろ足の筋肉と背中の筋肉を連動させて、体をバネのように使ってより高く飛ぶことができます。
お猫様が高いところにジャンプするとき、足をモジモジさせながら体を丸めているのはよく見るのではないでしょうか?
あの姿勢から後ろ足で地面を蹴り、そこから背筋を使うことにより高くジャンプしています。
また、その他にも「体重が軽い」「平衡感覚が優れている」などの理由もあげられます。
ジャンプ力が高い種類は?
野生の血が強く残っており体高が高い猫は、ジャンプ力が高いといわれています。
例えば
- ベンガル
- サイベリアン
- サバンナ
- チャウシー
などがあげられます。
また、ペットとして飼うことは禁止されていますが「サーバルキャット」も高い跳躍力を持つことがしられています。
一般的な飼い猫ですと「アメリカンショートヘア」はジャンプ力が高いといわれていますが、個体差があるようです。
ジャンプ力が低い種類は?
一般的に「マンチカン」などがジャンプ力が低いといわれていますが、
実は、
- ジャンプ力は品種だけではなく、個体差によります。
- マンチカンでも高く飛ぶ子がいます。
マンチカンは足が短いからジャンプ力が低いと思われがちですが、実は筋肉モリモリの猫なので普通の猫と跳躍力は変わらないといわれています。
もちろん野生が強い猫には負けますが、足が短い=ジャンプ力が低いというわけではないそうです。
柵やフェンスはどのくらいの高さが良い?
これは私の例ですが、
- DIYした180cmの脱走防止壁をよじ登られました。
100円均一で買ったスチール製のワイヤーネットを、結束バンドで繋げて網戸に取り付けたところ、上までよじ登られました。
これは跳躍力というより忍者力といったほうがよいかもしれませんが、ジャンプで乗れない、よじ登れない、という2つの点を合わせないと、2mくらい高さがあっても乗り越えてきます。
脱走防止でしたら、よじ登れないようにするか、よじ登っても出られない作りにしないといけなと思います。
ジャンプ力の低下について
我が家に老猫が1匹いますので、1例をご紹介します。
- 15才7ヶ月の猫は1mの高さがギリギリです。
今でも走ったりはしゃいだりしますが、ジャンプ力は明らかに落ちています。
たまに失敗しますし、ジャンプで「ぴょんっ」というわけではなく「よっこいしょ」という感じで高いところに上っています。
また、ジャンプを躊躇したりしますし、以前よりジャンプしなくなっています。
猫の15才は人間でいうと76才といわれておりますので、ジャンプ力が落ちてくるのは仕方がないことだと思っていますので、もう少ししたら踏み台を用意することを考えています。
ジャンプに失敗!気をつけて欲しいこと
我が家でお猫様を見ていた中で「危険だな」と思ったことがあります。
- ジャンプに失敗したとき、下に角が出ている家具があった。
1mくらいの高さにお猫様がジャンプに失敗して落下したときに、木製のカラーボックスが下にあって落下の途中にぶつかっていました。
おそらく受け身が間に合わず、体が反転できていなかったと思いますが、木製のカラーボックスの角にあばらをぶつけていたら折れていたかもしれません。
それ以降、角がある物はお猫様の着地ゾーンから離すようにしています。
角がある物は保護するか、ぶつからないように配慮した方が良いと思いますので、皆様もご注意いただけたらと思います。
まとめ
今回はお猫様の「ジャンプ」についてご紹介しました。
ジャンプでちょっと届かない場所でも、よじ登れれば乗ってしまいますので、乗られたくない場所は物を置いたりして塞ぐのがよいと思います。
我が家でも、冷蔵庫と食器棚の上に空のダンボールなどをのせてあります。怪我には十分気をつけてあげてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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