非常に珍しいお猫様「アメリカンキューダ」
なんとTwitterでもinstagramでも日本で飼っている方を見つけられませんでした。。。
アメリカでは比較的メジャーなお猫様だそうですが、アメリカ以外だと知名度が低いみたいです。
「アメリカンキューダ」様は1980年ごろにアメリカ南東部で行われた実地調査によって見いだされました。
特徴は何と言ってもヒジと腹部にあるヒダで、チーターと同じような皮膚を持っています。
その他にも、猫には珍しく水を怖がらない猫ちゃんで、シャワーに入ってきたり、飼い主さんが洗い物をしていると手伝おうとしてくれるそうです。。。
そんな珍しくて不思議な「アメリカンキューダ」についてご紹介していきます。
ぜひ最後までごにゃんください。
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この記事では以下の内容が分かります。
- アメリカンキューダの歴史
- アメリカンキューダの原産国
- アメリカンキューダの特徴
- アメリカンキューダの性格
- アメリカンキューダの動画
- アメリカンキューダの体重
- アメリカンキューダの体長
- アメリカンキューダの寿命
- アメリカンキューダの値段
- アメリカンキューダの飼い方
アメリカンキューダの歴史
- 16世紀~17世紀にアメリカに渡った
- 数世紀にわたって人間と暮らしていた
- 1980年代に存在を確認
- 現在でも品種登録されていない
16世紀~17世紀にアメリカに渡った
アメリカンキューダは16世紀~17世紀にスペイン船で飼われていたネズミなどを退治するワーキングキャットで、現在のアメリカテキサス州に最初に連れてこられた猫がルーツといわれています。
当時の船ではネズミなどの害獣を駆除するために船内に猫を飼う事が多く、その猫たちは船内で水しか与えられていなかったので、狩猟能力が自然と高くなったと考えられています。
数世紀にわたって人間と暮らしていた
アメリカについた時に猫たちは現地に開放され、その後は人間が暮らしているそばで一緒に暮らすようになり、数世紀にわたって人間と共存していたといわれています。
ですが、共存といっても現在のペットとは違い、害獣を駆除するために飼われていたため、納屋や屋外などの厳しい環境の中で生き抜いてきたと考えられています。
1980年代に存在を確認
その後、時が経ち1980年代に害獣駆除に長けた猫を作り出そうという目的のもと、アメリカ南東部の「テキサス州・オクラホマ州・ニューメキシコ州」において「直接評価による子猫の評価」という調査が行われた結果、この猫が多く生息していることが見いだされました。
この「直接評価による子猫の評価」は英語だと「Kitten Evaluation Under Direct Assessment」というプログラム名で、頭文字を取って「KEUDA(キューダ)」とよばれるようになり、現在は「アメリカンキューダ」とよばれるようになりました。
現在でも品種登録されていない
残念なことにこの「アメリカンキューダ」は国際的な猫登録機関には承認されておらず、広く知られていないのが現状です。
ですがキャットショーなどは開催されており「アメリカンキューダ猫協会(American Keuda Cat Association)」通称「AKCA」とよばれる団体が品質基準を定めているそうで、規則に従って審査が行われているそうです。
アメリカンキューダの原産国
- アメリカ南東部
アメリカンキューダの特徴
- ヒジと腹部にある皮のヒダ
- やや薄い短めの毛
- 背中に沿った長い毛
- 先細りの尻尾
- 水を怖がらない
ヒジと腹部にある皮のヒダ
アメリカンキューダの1番の特徴といわれているのが、ヒジと腹部にあるヒダです。
皮が余っているような形状になっていて、足を大きく動かせる役割を持っており、地上最速の動物チーターにも同じ特徴があります。
このヒダを使って足を大きく動かし、1歩の幅を大きくして走る速度を高めて、獲物を捕らえたり外敵から逃げたりしていたと考えられています。
やや薄い短めの毛
毛はショートからミディアムでシルクのように非常になめらかといわれています。
毛が短い理由は、不要な植物が付着しないようになっているため、と考えられています。
また毛が若干薄く、冬でも毛が厚くなったり増えたりしないそうなので、寒さに弱いといわれています。
先細りの尻尾
尻尾は比較的長く、先にいくほど細くなっている特徴的な尻尾をしています。
水を怖がらない
猫では珍しく水を怖がらない種類で、水遊びが好きといわれています。
飼い主さんがシャワーに入っていると入ろうとしたり、洗い物をしていると手を出してくることもあるそうで、水槽に魚が入っている場合は注意が必要だそうです。
この特徴的なお猫様が正式に登録されていないというのは非常に残念ですね。
ヒジや胸のヒダや水を怖がらないなど、非常に興味深い特徴があるので、ぜひ実物を見てみたいですね。
アメリカンキューダの性格
- 活発で賢い
- 順応性が高く社交的
- 散歩が出来るほど従順
活発で賢い
アメリカンキューダは非常に活発でエネルギッシュ、知能も高いといわれています。
もともと狩りをして生活をしていたので飼育されていても動きが活発で、簡単な芸なら覚えられるそうです。
順応性が高く社交的
もともとグループや小さなコロニーで生活していたため、新しくきた猫や、犬や馬とまで仲良くなれるほど外交的、社交的といわれています。
見知らぬ子猫がいても母親のように接してあげたり、縄張りを荒らそうとする犬などがいたら仲間や縄張りを守る行動を見せることもあるそうです。
散歩が出来るほど従順
しっかり教えればヒモに繋いで散歩ができるようになったり、簡単な芸を覚えることもできるそうで、飼い主に従順な性格の持ち主といわれています。
アメリカンキューダの動画
なんと、アメリカンキューダの動画は見つかりませんでした。。。
かなり古いものはありましたが、本当にアメリカンキューダなのか不安でしたので貼り付けるのはやめておきます。
かわりにごめん寝のお猫様を貼り付けておきます。。。
アメリカンキューダの体重
- 約1.36kg~5.44kg
一部日本語の資料があり「2.5kg~6kg」が平均とのことでした。
ですが海外のポンド表記の参考資料では、約3ポンド~12ポンドとのことでしたので、小さい個体はかなり体重が軽い印象を受けますね。
これは野生で生活している個体も参考にしているので、狩りの能力や天候などによって成長や体重が左右されるからと考えられています。
アメリカンキューダの体長
- 不明
海外の資料ですと体高が記載されており「8インチ~10インチ」とのことでした。
センチに直すと「20cm~25cm」なので、小型に近い体高といえます。
アメリカンキューダの寿命
- 12歳~15歳
猫の平均寿命と同じくらいですが、10歳~12歳という参考資料もありましたので、平均よりは少し短い寿命だといえます。
アメリカンキューダの値段
- 20万円前後
現在日本では販売されておらず、海外から購入するしかないそうです。
ペットとしての歴史が浅いため、日本での販売網がないのかと思いますが、アメリカ南東部ではごくごく普通に飼われているそうです。
アメリカンキューダの飼い方
- 寒さに注意
- 運動をしっかりさせる
- 水を扱う時は注意
毛が薄いため寒さに弱いといわれています。
短毛な上に毛が密集していないので、しっかりとした寒さ対策が必要とされています。
もともとワーキングキャットだったため、ストレスが溜まらないようにしっかり運動させましょう。
水を出している時に遊びにきたり、水槽にいる魚でじゃれたりするようで、水を全然怖がらないので水がある場所には注意が必要です。
まとめ
今回は「アメリカンキューダ」についてご紹介しました。
野性味が強いと人に慣れないと思われがちですが、単独で生活していたわけではないので、飼い主に従順で仲間想いの優しい猫ちゃんだそうです。
また、自然の中で数世紀にわたって生き抜いてきて、品種改良なども進んでいないので、遺伝子的にトップクラスな健康体を持っているそうです。
ヒジと腹部にヒダヒダがある仲間想いで従順な猫ちゃん、いつか見てみたいですね。
また、飼い猫に関して悩みがある方は、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト【DOQAT】があります。
登録無料で実際に経験した人が答えてくれます。
動物を飼っている方は優しい方が多く、親身になって答えてくれますので、経験した生の声を聞きたい方はぜひ登録してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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