毎年、猫ちゃんが同じ時期に「くしゃみ・鼻水・皮膚の炎症・かゆみ」などの症状が出ると花粉症の可能性が高いと言われています。
また、犬猫の花粉症の原因として多いのがスギ花粉と言われており、スギ花粉のピークは2月~4月ですので、この時期に特定の症状が出る猫ちゃんは要注意です。
他にも時期によってヒノキ、イネ科、ブタクサなどもあり、毎年同じ時期に症状が出る場合はアレルギー検査をおすすめします。
症状を引き起こすアレルゲンが特定できれば対策もできますので、不安な方は動物病院の先生に相談してください。
今回は、うちのお猫様は大丈夫かな・・・と心配になった奴隷が調べた猫の花粉症についてご紹介します。
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この記事を見るとこんなことが分かります。
- 猫の花粉症ってどんな症状?
- 猫の花粉症っていつなるの?
- 猫の花粉症の対策は?
猫の花粉症とは?
猫の花粉症は
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性皮膚炎
と呼ばれています。
人間と同じようにハウスダストや花粉、ダニなどのアレルゲンが体内に入ると体が反応し、アレルギー症状が引き起こされる現象の事です。
また、アトピー性皮膚炎を患っている猫ちゃんなどが、特定の季節や時期になると症状が悪化する場合があり、花粉などのアレルゲンが症状を悪化させていると言われています。
皮膚炎を元々持っている猫ちゃんがさらに悪化するのは本当にかわいそうですが、特定の時期に症状が悪化するようなら何かしらの対策が取れるかもしれないので、アレルギー検査をオススメします。
猫の花粉症の時期は?
花粉症の時期はアレルギー物質によって違います。
- 2月~4月 スギ
- 3月~5月 ヒノキ
- 4月~6月 カバノキ科(シラカバ、ハンノキ)
- 5月~10月 イネ科
- 8月~11月 ブタクサ
このように2月から11月の約9ヶ月は花粉症の時期なので、毎年同じ時期に症状が出るなら花粉症を疑いましょう。
また、花粉がおさまると症状もおさまる傾向がありますので、花粉症を発見する目安になります。
さらに、スギ花粉症はヒノキの花粉でも反応することがあるそうなので、スギ花粉症だった場合、住環境の範囲にスギは無くてもヒノキがある場合は注意が必要です。
実際にスギ花粉症の犬は、ヒノキにも強く反応することが分かっています。
・スギとヒノキは合わせてひとつと考えた方が良い
スギ花粉症の犬は、ヒノキにも強く反応する事が分かっています。
異なるアレルゲンなのですが、同じ形をした部位があるために、体内の抗体がその同じ形をした部位に結合してしまい、アレルギー反応を起こしてしまうためです。
アレルギー検査でスギに陽性反応があった場合、住環境の範囲内にスギはなくてもヒノキがある場合は、花粉症に気をつけた方が良いでしょう。
横須賀市 つだ動物病院
猫の花粉症の症状は?
花粉症の症状は
- くしゃみ
- 鼻水
- 目のかゆみ
- 皮膚のかゆみ
- 皮膚の炎症
他にも目が赤くなったりしたり、人間の花粉症と同じような症状が出る場合が多いですが、猫ちゃんは皮膚が薄いため、かゆみや炎症を起こしやすいと言われています。
皮膚炎になると皮膚が赤く腫れてしまい、かゆくてかきむしることにより悪化し、脱毛や皮膚の水ぶくれに繋がって、膿が溜まった状態になってしまうそうです。
特に顔やお腹などの皮膚が薄い部分に症状が出やすいので、赤くなっていたり脱毛していないか注意して見てあげてください。
悪化する前に病院に連れて行くことが重要なので、おかしいな?と思ったらすぐに動物病院に連れて行ってあげてください。
涙、目やに、くしゃみ連発
ここでは私が「お猫様、花粉症かな?」と思った症状についてご紹介します。
- 涙(目がうるうる)
- 目やに
- くしゃみ連発
気づいたのは2月の終わり頃で、目がいつもよりうるうるしていて涙が出そうになっていました。
そのあと、涙が目やにに変わってきて量が多かったので、おかしいな?と思っていました。
また別の猫1匹は、くしゃみを連発して出すようになり、これもおかしいな?と思っていましたが、両方とも症状が1週間も経たずに落ち着いたので、花粉症ではないのかな?と思って色々調べてみました。
結果やはり、花粉症は花粉がおさまるまで症状が続くことが多く、すぐにおさまった今回は違うと判断しました。
ほこりが溜まっている押し入れの奥などに侵入したかな?ど考えていましたが、これといった原因は特定できませんでしたし、症状が落ち着いたので良しとしました。
もし症状が悪化したり、落ち着かないようなら動物病院に連れて行く予定だったので一安心しました。
治療できるの?
治療の順番は、
- 血液検査で原因を特定
- 薬による対症療法
になるそうですが、皮膚炎によるかゆみの場合は、かきむしり防止としてエリザベスカラーや洋服を着用させることもあるそうです。
また、アレルギー症状を抑えるステロイドや抗ヒスタミン剤は比較的強いお薬だそうなので、獣医師の先生とよく相談して治療を進めてください。
私が調べたところではアレルギーの血液検査の費用は2万円ほどでしたが、検査できる項目が色々あるそうなので、気になる方は動物病院に相談してみてください。
猫の花粉症対策
猫ちゃんはマスクができないので細かい所まで気にしてあげる必要があります。
- 花粉を家に持ち込まない
- こまめに掃除する
- ブラッシングをする
- 洗濯物を室内干しにする
- 空気清浄機を使用する
- 花粉予報を見る
それぞれのポイントなどをご紹介していきます。
花粉を家に持ち込まない
・帰宅したら玄関先で体をはたく
・花粉が付きづらい凹凸が少ない生地の服(ジャンパーやチノパンなど)を着る
逆にセーターやウールのコートなどは静電気が発生しやすく、花粉が付着しやすいので注意が必要です。
こまめに掃除する
・花粉やほこりが床に舞い落ちている朝に掃除する
日中に掃除しても空気中に花粉やほこりが多いため、朝に掃除するのが効果的です。
ブラッシングする
・毛づくろいの時にアレルゲンを体内に取り入れてしまう可能性を防ぐ
特に長毛の猫ちゃんはオススメなので、こまめにブラッシングしてあげましょう。
洗濯物を室内干しにする
・洗濯物に花粉が付着する可能性があります。
室内干しが難しい方は、外ではたいてから取り込むと良いでしょう。
空気清浄機を使用する
・部屋に花粉が無い状態を保ちましょう
人間の花粉症対策にも使われる、花粉に強い空気清浄機がおすすめです。
花粉予報を見る
・洗濯物を干したり窓を開けるかの参考になります。
アレルゲンは人間と同じなので、人間の花粉予報が大変役に立ちます。
花粉が強い日は洗濯物を早めに取り込んだり、窓を開けるのを控えるのが良いでしょう。
まとめ
今回はお猫様の花粉症についてご紹介しました。
猫も人間も花粉症はつらいものなので、早めに気づいて対処していただけたらと思います。
幸い、我が家の猫は花粉症ではありませんでしたが、今後なる可能性もありますので、十分注意して奴隷生活をおくっていこうと思います。
また、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト【DOQAT】があります。
登録無料で実際に経験した人が答えてくれます。
動物を飼っている方は優しい方が多く、親身になって答えてくれますので、経験した生の声を聞きたい方はぜひ登録してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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