超大人気の品種「スコティッシュフォールド」
ペタンと折れた耳とまん丸の目、丸みを帯びた体が特徴的で見る人を魅了してやまないかわいらしいお猫様です。
品種改良の結果病気になりやすい、かわいそう、など言われていますが、私も同意します。
ですが、知らずに飼ってしまった人や、生まれてきた猫に罪は無く、最後まで責任を持って一緒に暮らしていけばよいのではないかと思います。
そもそもペットショップで並んでいる品種はスコティッシュフォールドだけではなく、我々が見えないところで多くの犠牲が生まれていると思っています。
話が脱線してしまいましたが、とてもキュートな見た目の「スコティッシュフォールド」いったいどのような歴史があるのかご紹介していきます。
ぜひ最後までごにゃんください。
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この記事では以下の内容が分かります。
- スコティッシュフォールドの歴史
- スコティッシュフォールドの特徴
- スコティッシュフォールドの性格
- スコティッシュフォールドの大きさなど
- スコティッシュフォールドの原産国
- スコティッシュフォールドの体重
- スコティッシュフォールドの体長
- スコティッシュフォールドの寿命
- スコティッシュフォールドの値段
- スコティッシュフォールドの動画
- スコティッシュフォールドの飼い方
スコティッシュフォールドの歴史
- 1961年 スコットランドの農家に生まれる
- 1963年 同じ耳を持つ個体が生まれる
- 1963年 ブリティッシュショートヘアと交配
- 1966年 GCCFに品種登録、その後登録解除
- 1971年 アメリカの遺伝子学者の手に渡り計画的繁殖
- 1978年 CFAに品種登録
- 有名人の間でも人気に
- 歴史まとめ
1961年 スコットランドの農家に生まれる
スコティッシュフォールドの起源は、スコットランドのクーパーアンガスという街の近くにある農場で発見された1匹の猫でした。
この猫は真っ白く、当時の農場にはよくいた納屋猫の中の一匹で「スージー」と名前がつけられたメスでした。この「スージー」は耳が折れ曲がっており、現在のスコティッシュフォールドの始祖になりました。
1963年 同じ耳を持つ個体が生まれる
その後「スージー」が出産した複数の猫の中に、同じ耳を持った個体が複数生まれ、折れた耳が遺伝によるものと判断されました。
その後スージーと同じメスの子猫が、近所の猫好きだった「ウィリアム・ロス夫妻」に引き渡され「スヌークス」と名付けられました。
1963年 ブリティッシュショートヘアと交配開始
スヌークスを譲り受けたロス夫妻はブリティッシュショートヘアのオスと交配を開始し、その後生まれた折れ耳の白猫は「スノーボール」と名付けられ、地元の博覧会に出陳されるなどしました。
1966年 GCCFに品種登録、その後解除
1966年には英国の猫品種登録機関「GCCF(Governing Council of the Cat Fancy)」に「スコティッシュフォールド」(フォールド=折りたたまれた)という名称で品種登録されることとなりました。
ですがその後、品種改良により先天性の病気が多い事からGCCFから登録を解除され、現在でもGCCFはスコティッシュフォールドを品種として認めていません。
1971年 アメリカの遺伝子学者の手に渡り計画的繁殖
ロス夫妻はアメリカの遺伝子学者「パットターナー」の助けを借りてスコティッシュフォールドの子猫の繁殖を開始しました。
その後、約3年間で76匹の子猫が誕生し、42匹は耳が折れており、34匹は耳がまっすぐな状態で生まれてきたため、優性遺伝子による遺伝という結論になりました。
1978年 CFAに品種登録
1978年には世界最大級の猫の品種登録機関「CFA(The Cat Fanciers’ Association)」に登録されることとなり、以後アメリカでブリティッシュショートヘアやアメリカンショートヘアなどを用いた品種改良が進められ、人気の品種となりました。
有名人の間でも人気に
その後、愛くるしい見た目と人懐っこい性格でまたたく間に人気の品種となり、世界的に有名なアメリカの歌手「テイラースイフト」や、日本ではYouTuberの「ヒカキン」がスコティッシュフォールドを飼っています。
歴史まとめ
突然変異で生まれたと思われる猫がここまで広がっていくのが凄いですね。
品種登録を解除されたり、現在でも品種として認めない機関もあるそうなので少しかわいそうですが、品種改良から生まれた結果、先天性の病気を持っていることがあり、無責任なブリーダーが捨てたりすることもあるそうなので、良くない結果を招いているのも事実ですね。
現在は折れ耳じゃない「スコティッシュストレート」と呼ばれる猫もいますので、またの機会にご紹介していきます。
スコティッシュフォールドの特徴
- 折れた耳
- 折れ耳が生まれてくる確率
- まん丸な目と丸みを帯びた体
- スコ座り(ブッダ座り)
折れた耳
なんといっても一番の特徴は、ペタンと折れた耳、耳が折れているとなぜかわいいのか?と疑問が浮かびますが、とにかくかわいいです。
折れ耳は段階があり、ゆるい折り目はシングルフォールド、ぴったりとした折り目はダブルフォールド、さらに折れている耳はトリプルフォールドとよばれています。
ですが、耳の中が不衛生になりがちで、耳に関する病気にかかりやすいので一日一回はお手入れしてあげましょう。
折れ耳が生まれてくる確率
折れ耳の子が必ず生まれてくるわけではなく、親の耳の状態によって確立が変わってきます。
折れ耳の子が生まれてくる確率
- スコティッシュフォールドと別の品種 30%
- スコティッシュフォールドの折れ耳同士 75%以上
- スコティッシュフォールドの折れ耳と立ち耳 50%以上
遺伝で耳の形が変わるので、折れ耳同士の親の場合は折れ耳の子が生まれる確率が高いそうです。
まん丸な目と丸みを帯びた体
まん丸な目と丸みを帯びた体が特徴的で、折れた耳と相まってぬいぐるみのような可愛さで見る人を魅了します。
特に目がクリクリしていてかわいい、という人が多く、アーモンド形の目を持つアビシニアンなどの品種と比べると対照的な目をしています。
スコ座り(ブッダ座り)
何かに寄りかかったりしながら足を前に投げ出す「スコ座り(ブッダ座り)」が特徴的です。
他の品種でも見られますが、スコティッシュフォールドでこの座り方をする個体が多く、スコ座りと呼ばれています。
スコティッシュフォールドがこの座り方をする個体が多い理由として考えられるのは、他の品種に比べて関節(軟骨)が柔らかいからと考えられており、耳が折れ曲がる理由と同じといわれています。
スコティッシュフォールドの性格
- 穏やかで甘えん坊
- 人見知りせずに人懐っこい
- オスとメスで性格が違う?
穏やかで甘えん坊
非常に穏やかで甘えん坊で、初めて猫を飼う方にはオススメの性格の持ち主です。
鳴き声も小さく喧嘩もほとんどせず、飼い主さんにべったりの甘えん坊なので、長時間の留守番などは苦手といわれています。
人見知りせずに人懐っこい
初めて会う人に人見知りせず、見知らぬ人や家にすぐ馴染むことができるといわれています。
オスとメスで性格が違う?
オスは一般的に感情表現豊かで喜怒哀楽が読みやすく、メスは感情を隠しがちでオスにくらべてあっさりした性格といわれています。
ですがメスも基本的には甘えん坊な性格なので、距離を保ちながら甘えたそうな時はしっかりと甘えさせてあげましょう。
スコティッシュフォールドの大きさなど
ここからはスコティッシュフォールドの原産国や体重などをご紹介していきます。
スコティッシュフォールドの原産国
- スコットランド
スコティッシュフォールドの体重
- オス 3.5kg~4.5kg
- メス 2.5kg~3.5kg
一般的な猫ちゃんと同じくらいの体重です。
スコティッシュフォールドの体長
- 60cm前後
一般的な猫ちゃんと同じくらいの体長で、しっぽと体が半分ずつくらいの子が多いみたいです。
スコティッシュフォールドの寿命
- 10才~13才
猫の平均寿命が15才前後なので少し短い寿命といえます。
スコティッシュフォールドは体が弱く、病気にかかりやすいといわれています。
スコティッシュフォールドの値段
- ブリーダー 18万円~28万円
- ペットショップ 10万円~20万円
完全な折れ耳だとさらに高額になる場合もあるそうで、30万円を超える子もいます。
スコティッシュフォールドの動画
ここからはスコティッシュフォールドの動画をご紹介していきます。
まずは絶対正義の子猫の動画です。
耳が折れている子と折れていない子がいますが、目や体つきがスコティッシュフォールドっぽくて非常にかわいらしいですね。
こちらでは実際の飼い主さんが先天性の病気についてなどを紹介しています。
スコティッシュフォールドの飼い方
- フローリングにはできるだけカーペットを
- 肥満に注意
- 先天性の病気には早く気付けるように
フローリングにはできるだけカーペットを
スコティッシュフォールドは初めて猫を初めて飼う方におすすめで、大人しくてしつけがしやすくていたずらも少ししかしないといわれているので、飼い方は他の猫と同じですが、先天性の病気がある可能性があります。
先天性の病気のひとつとして、軟骨や骨に異常があり、年を重ねると痛くてあるけなくなるほどの激痛といわれていますので、フローリングなどの硬い床は出来る限りカーペットなどを敷いてあげて、軟骨や骨への負担を減らしてあげましょう。
肥満に注意
凄く活発で運動が大好きという品種ではないので、肥満には十分注意してあげてください。
運動不足を解消させるのと、食事の管理をしっかりと行いましょう。
先天性の病気には早く気付けるように
スコティッシュフォールドの代表的な病気は「軟骨と骨に関わる病気」です。
もともと「折れ耳」は軟骨に異常をきたして発生したと考えられており、折れ耳の個体は年齢を重ねるほど手足の先端が変形して膨れ上がることがあり、激痛で歩くこともままならない状態になることがあります。
「スコ座り」とよばれている座り方も「手足に負担を掛けないようにしている」という見方もあります。
関節などの健康を守るサプリメントなどもありますので、行動が何かおかしいな?と思ったら動物病院の先生に相談してみてください。
まとめ
今回は「スコティッシュフォールド」についてご紹介しました。
ある農場から生まれた1匹の猫が世界中で人気の品種になる物語は面白いですね。
ですが実際、繁殖に対する反対意見が多く「この品種を繁殖することは残酷な虐待であり、ブリーダーは非難されるべきである」という獣医学者もいます。
世界的にはスコティッシュフォールドの繁殖は虐待、という認識が広まりつつありますが、日本では人気品種の上位にいます。
ペットショップやブリーダーがこの事実を認識しているかどうか分かりません。事実を知らずに飼っている人や生まれてきた猫に罪はありませんが、スコティッシュフォールドを「買おう」と考えている方がいたらこの事実を伝えていただけたらと思います。
現在スコティッシュフォールドを飼われている方には、お互いに末永く健康で暮らせることを願っています。
また、飼い猫に関して悩みがある方は、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト【DOQAT】があります。
登録無料で実際に経験した人が答えてくれます。
動物を飼っている方は優しい方が多く、親身になって答えてくれますので、経験した生の声を聞きたい方はぜひ登録してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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