「アメショ」でおなじみ人気の品種「アメリカンショートヘア」
顔が丸くて可愛くて、人懐っこくてお利口さん、運動神経抜群の猫ちゃんで、しつけもしやすいので人気の理由が分かりますよね。
良い所しか見当たらない「アメリカンショートヘア」は、17世紀にメイフラワー号という船でイギリスからアメリカに渡ってきたことは有名ですね。
ですが、さらに歴史をさかのぼると、10世紀にローマ人がイギリスに持ち込んだ猫がルーツといわれています。
また、品種として登録された当初は人気がなく苦労してきたアメリカンショートヘア・・・可愛いながらも頑張ってきたアメショ様の歴史や特徴をご紹介していきます。
ぜひ最後までごにゃんください。
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この記事では以下の内容が分かります。
- アメリカンショートヘアの歴史
- アメリカンショートヘアの原産国
- アメリカンショートヘアの特徴
- アメリカンショートヘアの性格
- アメリカンショートヘアの動画
- アメリカンショートヘアの体重
- アメリカンショートヘアの体長
- アメリカンショートヘアの寿命
- アメリカンショートヘアの値段
- アメリカンショートヘアの飼い方
アメリカンショートヘアの歴史
- 17世紀にアメリカに上陸した猫の子孫
- 品種登録されたとき人気がなかった
- ルーツは10世紀にイギリスに持ち込まれた猫?
17世紀にアメリカに上陸した猫の子孫
約400年前の1620年、イギリスから新天地のアメリカに渡る移民たちと一緒に、メイフラワー号という船でアメリカ大陸に数匹の猫が渡りました。
当初の目的はペットではなく、船の中のネズミや現地のヘビ退治をするハンターとしての役割で、実用的な動物として活躍したといわれています。
このイギリスから渡ってきた数匹の猫が、のちに「アメリカンショートヘア」になったと考えられています。
品種登録されたとき人気がなかった
その後、時を経て約300年後の1906年、ACC(アメリカン・キャット・クラブ)という団体に「ドメスティック・ショートヘア」という名前で品種登録されました。
ですが、登録されたあとは残念なことに、雑種という印象が根強く人気が出ませんでした。
また時を経て約50年後の1950年代に、アメリカのブリーダーによってペルシャとの交配が進められ、1965年に「アメリカンショートヘア」と名づけられてからは徐々に人気が高まり、世界中で飼われることとなりました。
ルーツは10世紀にイギリスに持ち込まれた猫?
1620年にメイフラワー号に乗ってアメリカに行く前はどうしていたのか?という疑問があります。
一説によると、10世紀ごろにローマ人がイギリスに持ち込んだ「ヨーロピアンショートヘア」とよばれる猫が、イギリスに渡ったあと「ブリティッシュショートヘア」に名前が変わり、その猫がアメリカに渡ったと考えられています。
つまり、きゃわいいアメショ様は、
- ヨーロピアンショートヘア
- ブリティッシュショートヘア
- ドメスティックショートヘア
- アメリカンショートヘア
の順番で名前が変わり、様々な血が混ざっていったと考えられています。
大変な思いをしてアメリカに渡って、不遇の時代があってかわいそうなアメショ様・・・今お目にかかれることに感謝ですね。
アメリカンショートヘアの原産国
- アメリカ合衆国
アメリカンショートヘアの特徴
- 丸い顔、短く太い首
- 毛が密生していて硬め
- がっしりとした体格
丸い顔、短く太い首
特徴はなんといっても丸くてかわいいお顔、また、体格に対して頭が少し大きいため、短く太い首で支えています。
その首まわりには筋肉がしっかりついていて、肩や背中にかかる負荷を軽減して、体のバランスを保っています。
獲物を捕まえる時に激しく動き回ることができるのは、この太い首のおかげと考えられています。
毛が密生していて硬め
アメリカンショートヘアは何世紀ものあいだ外で暮らしていたため、寒さや湿気、外敵などからの攻撃、怪我を防ぐため、毛が密生してしていると考えられています。
また、他の品種と比べると毛質は硬く、密生している毛と合わせて外部環境に順応するために進化したか、自然淘汰によって外部環境に強い猫だけが残ったと考えられています。
がっしりとした体格
もともとネズミやヘビなどの動物を捕まえるハンターとして持ち込まれたため、ネズミ捕りなどで体の筋肉が鍛えられ筋肉質な体になり、筋肉を支えるためにガッシリした骨格になっていったと考えられています。
また、硬い毛と合わせて進化や自然淘汰があり、時間が経つにつれて、密集して硬い毛を持っていて筋肉質でガッシリとした体格の猫が残ったと考えられます。
ちなみにネズミを捕る能力が高く、アメリカンショートヘアを英語圏では「マウサー(mouser)」というあだ名でよばれることもあるそうです。
アメリカンショートヘアの性格
- 知的で穏やか
- 遊び好きで好奇心旺盛
- 狩りが得意
- 子供や犬と仲良くできる
- ちょっと慎重
アメリカンショートヘアは賢く、しつけがしやすいといわれています。
遊ぶのが好きで、もともとネズミを捕まえるワーキングキャットとして飼われていたので、狩りが得意です。その名残りか、虫や鳥などを見ると夢中になってしまうこともあるそうです。
子供や同居のワンちゃんと仲良く暮らせるといわれていますが、家族以外の人間には警戒心を出すこともあり、ちょっと慎重な性格をしています。
アメリカンショートヘアの動画
ここではアメリカンショートヘアの動画をご紹介します。
まずは絶対正義の「子猫」の動画です。
子猫5匹がじゃれている動画です、、、可愛いにきまっています。
実際に飼っている方の感想などを紹介している動画もあります。
アメリカンショートヘアの体重
- オス 約4kg~7kg
- メス 約3kg~6kg
体格は大きいタイプではないですが、筋肉質で骨太なので体格の割には少し体重がありますね。
アメリカンショートヘアの体長
- 約40cm~60cm
体格は中型に分類されるタイプだそうです。
アメリカンショートヘアの寿命
- 12歳~13歳
猫の平均が約15歳なので少し短い寿命です。
ですが、日本で飼われていたアメリカンショートヘアの最高齢は22歳といわれていますので、かなり個体差がありますね。
アメリカンショートヘアの値段
アメリカンショートヘアは様々な毛色があり、色によって若干値段が違います。
- ブリーダー 15万円~25万円
- ペットショップ 10万円~25万円
- 模様がキレイ 30万円以上
ブリーダーの方とペットショップを比べたら差はあまりなかったです。
一番人気の「シルバータビー」という毛色で模様が美しい猫ちゃんは40万円前後でも取引されていました。
アメリカンショートヘアの飼い方
- 太らないように注意
- 1日10分前後遊んであげる
- 留守番のイタズラに注意
ひもじい思いをしていたワークキャットとしての記憶が残っているのか不明ですが、エサは出したら全部食べてしまう子が多いそうで、他の猫より太りやすいといわれています。
また、ネズミ捕りが仕事で活発に動き回っていたこともあり、1日10分前後遊んであげるとストレスが溜まらず健康管理に役立つそうです。
賢くて好奇心旺盛なため、上がってほしくない高い場所や、落とされたら壊れてしまうような物など、外出時にはしっかり対策を行ってください。
まとめ
今回は「アメリカンショートヘア」についてご紹介しました。
子供の頃に飼っていた猫なので非常に思い入れがあります。
オスとメス両方飼っていて、スズメやトンボやGをよく捕まえて見せにきてくれたことを覚えています。。。スズメのお墓を作ったことも非常によく覚えています。。。
やんちゃで活発で人懐っこい性格の「アメリカンショートヘア」またいつか飼ってみたいです。
現在飼われている方は、猫ちゃんと飼い主さん両方とも健康で、末永く暮らせることを祈っています。
また、飼い猫に関して悩みがある方は、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト【DOQAT】があります。
登録無料で実際に経験した人が答えてくれます。
動物を飼っている方は優しい方が多く、親身になって答えてくれますので、経験した生の声を聞きたい方はぜひ登録してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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