非常に新しい品種「ミヌエット」様
ペルシャ系のお猫様とマンチカン様が掛け合わされて誕生した、ふわっふわで足が短いなんとも愛らしいお猫様です。
実は誕生した当初のお名前は「ナポレオン」で、2015年に「ミヌエット(メヌエット)」というお名前に変わりました。
そんなミヌエット様は、アメリカの犬ブリーダーの方が、足が長くて捨てられてしまうマンチカン様を無くそうと考えて、交配を始めたのがきっかけで誕生しました。
誕生してからの歴史と足は短くても、深い愛情がきっかけで生まれた「ミヌエット」様の歴史や特徴をご紹介していきます。
ぜひ最後までごにゃんください。
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この記事では以下の内容が分かります。
- ミヌエットの歴史
- ミヌエットの原産国
- ミヌエットの特徴
- ミヌエットの性格
- ミヌエットの動画
- ミヌエットの体重
- ミヌエットの体長
- ミヌエットの寿命
- ミヌエットの値段
- ミヌエットの飼い方
ミヌエットの歴史
- 1995年 マンチカンの悲劇を知る
- 1996年 交配開始
- 2006年以降
1995年 マンチカンの悲劇を知る
アメリカ人の犬ブリーダー「ジョセフ・スミス」さんは、足が短い犬が好きで「バセットハウンド」という足の短い犬のブリーダーをしていました。
1995年のある日、ウォールストリート・ジャーナルの新聞記事に掲載された「マンチカンの記事」に興味を惹かれます。
記事には「足の長いマンチカンが捨てられ保護センターに集まっている」と書かれていて、その記事を見たスミスさんは非常に心を痛めました。
そこで、足が長くて捨てられてしまう猫を無くそうと、足が短い猫を固定することにしたのがミヌエットが生まれるきっかけでした。
「足が短い猫を固定」することは非常に難しく、実際に短足のマンチカンが生まれてくる確率は2割といわれており、残りの8割は普通の足の長さか、中足とよばれる長さで生まれてきます。
1996年 交配開始
スミスさんはマンチカンに掛け合わせる品種として純血種の代表格「ペルシャ猫」を選びました。
「ペルシャ猫」を選んだ理由は、猫界の王様ともよばれていて、古くから続くあまり交配されていない品種で、遺伝子的に強くて長毛で人気の品種だったからと考えられます。
その後、ヒマラヤンやエキゾチックショートヘアなど「ペルシャ系のお猫様」と交配が進められミヌエットが誕生しました。
ペルシャ猫以外と交配させた目的として、呼吸器系の病気にかかりやすいペルシャ猫の「鼻ぺちゃ」を取り除くと同時に、美しく多くの人に愛されているペルシャ猫の、見た目を損なわないようにする目的があったそうです。
こうして生まれた足が短く体高が低い猫は、身長が低いことで知られていたフランスの皇帝「ナポレン・ボナパルト」にちなんで「ナポレオン」と名づけられました。
ですが、フランスの皇帝ナポレオンは大の猫嫌いで「猫を見ただけで冷や汗をかく」ほどの猫恐怖症といわれています。この事を知っていて名づけられたかは不明です。
2006年以降
1996年から交配を始めたスミスさんですが、理想の形に近づけることができず、10年後の2006年に交配を断念することとなってしまいます。
ですがその頃にはミヌエットの人気が上昇しており、アメリカだけではなく、ヨーロッパやアジアなど世界各国にミヌエットのブリーダーが広がっていて、そのブリーダーたちの手によって交配が進められ、2012年に正式に品種として登録されました。
ですが現在でも純血種として判断しにくいという点で、正式な品種として認めない団体もあります。
比較的最近に誕生した品種だと、歴史が詳しく残っていて非常に興味深いですね、古い歴史がある品種も良いですが、新しい品種も魅力的に感じます。
ミヌエットの原産国
- アメリカ合衆国
ミヌエットの特徴
- 短い足と丸みを帯びた体
- ふわっふわでゴージャスな毛
- やや離れた大きい目、丸い耳
短い足と丸みを帯びた体
一番の特徴はやはり「短い足」ちょこちょこと歩く姿は悶絶ものです。
筋肉質ですが、顔や足の付け根など体全体が丸みを帯びており、ぬいぐるみのようで非常にかわいらしいお猫様です。
ふわっふわでゴージャスな毛
ペルシャ猫の血が入っているため、ふわっふわで柔らかいゴージャスな毛並みを持っています。
一説によると1つの毛穴から6本もの毛が生えているため、柔らかくてふわふわな毛並みになるといわれています。
また、短毛タイプの場合でも柔らかくてふわふわな毛を持っているそうです。
やや離れた大きい目、丸い耳
お顔のパーツもかわいらしく、やや離れていて大きい目と、同じくやや離れていて丸みを帯びて小さい耳が特徴的です。
ミヌエットの性格
- 甘えん坊
- 好奇心旺盛
- 人懐っこい
甘えん坊
非常に甘えん坊で、飼い主によく擦り寄ってきたり、移動する時についてくることがあるそうです。
これはペルシャ猫が甘えん坊の性格なので性格を引き継いでいると考えられています。
好奇心旺盛
よくじゃれたり、遊んだり、新しいものに興味をもったり、非常に好奇心が旺盛で活動的な性格といわれています。
短い足でちょこちょこ歩きながら一生懸命じゃれる姿は非常にかわいらしいですね。
この性格はマンチカンが好奇心旺盛で活動的なので性格を引き継いでいると考えられています。
人懐っこい
物おじせず、知らない人にもすぐによっていって仲良くなれる人懐っこい性格です。
ミヌエットの動画
ここではミヌエットの動画をご紹介します。
まずは絶対正義の子猫の動画です。
短足、ふわっふわ、大きい目、特徴がしっかり出ていて本当にぬいぐるみみたいですね。
とてつもなくかわいいお猫様ですね、短い足で歩いたりジャンプしている姿を見ると癒されますね。
ミヌエットの体重
- オス 3kg~4kg
- メス 2kg~3kg
体重は普通から少し軽いくらいですね。
ミヌエットの体長
- 40cm前後
一般的な猫ちゃんと同じくらいですね。
ミヌエットの寿命
- 12才~14才
一般的な猫ちゃんより少し短いですが、新しい品種でまだデータが多くないので、まだまだ分からないことが多いのが現状です。
ミヌエットの値段
- ブリーダー 6万円~50万円
- ペットショップ 25万円前後
長毛で女の子、足が短く、人気の毛色の個体は非常に高額で取引されています。
逆に条件が揃っていないと安価な値段で取引されています。
ミヌエットの飼い方
- しっかり遊んであげる
- あまり構い過ぎない
- 長毛は週2回、短毛は週1回程度のブラッシング
しっかり遊んであげる
非常に好奇心が旺盛で活発なので、頻繁に遊んであげましょう。
運動不足やストレス解消になりますし、肥満を防げるのでオススメです。
あまり構い過ぎない
なんとミヌエット様は甘えん坊で人懐っこいのにマイペースな性格も兼ね備えています。
構い過ぎるとストレスの原因になることもあるそうなので、構って欲しそうな時だけいっぱい構ってあげて、そっとして欲しそうな時は一人にしてあげてください。
まとめ
今回は「ミヌエット」様についてご紹介しました。
捨てられるマンチカンを減らそうという思いで生まれた「ミヌエット」様、愛くるしくて甘えん坊で人懐っこいのに、一人でいる時間も欲しいというたまらない性格の持ち主ですね。
稀少な品種ですが、徐々に飼っているかたが増えているみたいなので、このまま人気の猫ちゃんになって欲しいと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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