猫二匹目を飼うか悩んでいる方は
- 後悔しないか
- 先住猫との相性
- 費用
- 慣れなかったらどうするか
など考えているのではないでしょうか?
確かに全て不安要素で、先住猫と慣れない可能性がありますし、費用も倍かかります。
ですが私の結論は、迷っているなら早く飼った方が良いと思います。
理由は2つあります。
- 1匹より2匹の方がかわいい
- 飼わなかったら目の前の猫が悲しい結末を迎えるかもしれない
ペットショップのかわいい子猫や、ブリーダーさんが育てた血統付きの子猫は、明るい未来が待っているかもしれません。
ですが、野良から産まれた子猫や保護された猫、親とはぐれてしまった子猫は長くは生きられません。
猫カフェや里親さんに引き取られるのは、一部の幸運な猫たちだけです。
もしかしたらペットショップの猫ちゃんにも悲しい結末が待っているかもしれません。。。
そこで今回は、猫10匹と暮らしている猫人間が、猫二匹目を飼うか迷っている方に伝えたいことをご紹介します。
我が家では、1→ 2→ 3→ 4→ 7→ 10匹の順番で増えて行きましたので、ご参考にしていただけたらと思います。
また、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト
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後悔しない考え方
2匹目の猫は後悔しないのか?と思う方がいらっしゃいますが、私は全く後悔しておりません。
確かに喧嘩したり相性が悪い猫はいますが、拾わなかったら、ペットショップで買わなかったら命が無かったかもしれないと思っていますし、人間の努力でなんとかなる事が意外と多いです。
仮に相性が合わなくても、年を重ねて仲良くなったことがありましたので、お互いの縄張りを守ってあげつつ一緒に生活してあげましょう。
ですが私は、ワンルームの方へ2匹目以降はオススメしません。
仮に相性が合わなかった時に、隔離できない、落ち着ける空間がない、という状態はお互いの猫に大変なストレスになると思います。
特にオス同士で相性が合わなかった場合は、血が出るまで喧嘩する事がありますので、誰かに引き取ってもらうしかないと思います。
ですので2匹目以降は、部屋がいくつかあって相性が合わなかった場合に隔離できる家に住んでいる方へオススメします。
ちなみに猫は単独行動を好む生き物なので、先住猫が寂しそうだから二匹目を・・・という考えならその心配はないそうです。
そんなこと言われると飼い主が寂しくなりますが。。。
失敗しない迎え入れ方
検索すれば沢山記事が出てきますが、対策は出来る限り全部やった方が良いです。
なぜかと言うと、対策を全部やっても相性悪い猫がいますので、少しでも成功率を上げた方が良いからです。
例えば我が家で行っていることは
- 最初は会わせず別の部屋で飼う
- 毛布やおもちゃを交換して匂いに慣れさせる
- トイレは新しい物を買う
- ファーストコンタクトはゲージ越し
- 1日数時間会わせて隔離を繰り返す
- 攻撃しても怒らない、慌てず引き離す
- 1日中見てられる日に開放する
- 不安なら自分が寝る前に隔離する
- 慣れないなら1ヶ月以上続ける
子猫同士だったり、先住猫が若いならここまで気にしなくても大丈夫だと思いますが、猫の2才は人間でいうと24才と言われていますので十分な大人猫です。
大人猫のテリトリーに知らない猫が侵入しているのと同じなので、迎える時は十分注意してください。
また我が家では、子猫同士の遊びで失明しかけた猫がいます。
先住猫も子猫も爪を切ることを強くオススメします。
先住猫との相性は?
相性が良い例
- 子猫 × 子猫
- 大人猫 × 子猫
- 大人猫(メス) × 大人猫(メス)
- 大人猫(オス) × 大人猫(メス)
相性が悪い例
- 大人猫(オス) × 大人猫(オス)
- 老猫 × 子猫
大人猫(オス)は去勢している事が前提です、去勢していない大人猫(オス)は子猫を襲う可能性があるので十分注意してください。
我が家では、最初は仲が良かったのに今は仲が悪かったり、最初は仲が悪かったのに今では一緒に寝ている猫がいますので相性は変化します。
また、力加減が分かっていない子猫を放置しておくと、臆病な性格の大人猫は子猫との距離をとるようになり、強めのシャーで威嚇します。
強めのシャーを見て相性が悪いと思うのではなく、子猫がじゃれるのを嫌がる大人猫がいたら代わりに子猫と遊んであげてください。
代わりに遊ぶのを続けていたら、最初に強く威嚇していた大人猫が、1年後には一緒に寝るようになりましたので、やんちゃな時期を人間が引き受けた方がうまくいく場合もあります。
子猫をしっかりしつけておくと、成長した時に先住猫と仲良くなれる可能性がありますので、放置しないようにしてください。
子猫のしつけに関してはこちらの記事をご覧ください。
二匹目にかかる費用は?
- 餌や猫砂などの消耗品は全て倍
- ワクチンや去勢、避妊手術費も倍
- 病気になる確率が倍
消耗品やワクチンなどの費用が倍になるのは想像できますが、病気になる確率が倍なので想像以上にお金がかかります。
実際に入院した猫が多くいますし、病気で入院しただけでも、入院6万円、救急8万円、入院12万円・・・・などなど私の場合は10匹なので、それ以外にも風邪やケガの治療で費用が掛かっております。
消耗品が倍になるという単純な計算だけでは足りない可能性がありますので、金銭に余裕がある方が2匹目を飼った方が良いです。
ただ我が家の猫は、大人猫になったら病気にかかりづらくなりましたので、持病持ちでなければ強く心配する必要はないかもしれません。
迎え入れるタイミングは?
- 先住猫が若いほど良いです。
先住猫が大人だから慣れないという訳ではないですが、やはり先住猫が若い方が早く慣れてくれます。
我が家では、先住猫が1才前後に出会った猫で仲が悪い子はいません。
また、大人しい性格の猫は子猫と合わないと言われていますが、人間が子猫と遊んであげればそんな事ないと思っていますし、人間の対応次第で変わるのではないかと思います。
ただ、去勢していないオスを迎え入れる時は要注意です。
我が家で今でも仲が悪い組合せがあります。
- 4才オス(去勢済) × 2~3ヶ月オス(未去勢)
このタイミングで出会った猫は、最初は一緒に寝るほど仲が良かったですが、大人になるにつれて仲が悪くなりました。
そして去勢を済ませた今でも仲が悪いです。
タイミングを考えている方は先住猫が若いうちに新しい子を迎え入れた方が良いと思います。
慣れるまでどのくらいかかるのか?
- 早いと2~3日
- 遅いと1ヶ月以上
早い子は本当にすぐ慣れますが、強い威嚇が終わらなかった子もいます。
その時は子猫を別の部屋に隔離して、私がいる時以外は会わせませんでした。
その後、仲良くなった訳ではありませんが、存在を認めたようで威嚇する事はなくなりました。
しっかり隔離すれば時間が解決してくれる場合もありますのでぜひやってみてください。
まとめ
今回は2匹目の猫についてご紹介しました。
確かに相性はありますが、大人のオスを迎え入れる以外は人間の努力でなんとかなる事が多いと思いますので、ぜひ2匹目を迎え入れていただきたいです。
仮に相性が悪くても、長い目で見れば落ち着くことがありますので、諦めずに接していただけたらと思います。
また、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト
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動物を飼っている方は優しい方が多く、親身になって答えてくれますので、経験した生の声を聞きたい方はぜひ登録してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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