我が家にはオス猫が8匹おり、全員去勢済です。
なぜか全員去勢したかというと、スプレー行為や発情期の鳴き声に本当に悩まされていたからです。
1匹を除いて去勢後に発情期の行動をする猫はいなくなりましたので、オス猫の発情期の行動に悩まされている方は、早急に去勢手術することをオススメします。
また、去勢推奨の時期が生後6か月以降ですが、その前にワクチンを打たないと手術してくれない病院がほとんどで、ワクチンを接種して期間をあけてから去勢手術になります。
ですので、計画的に進めないと去勢前に発情してしまう可能性が高くなります。
詳しくはかかりつけの動物病院に、出来る限り早く去勢するための計画を相談してください。
私は以前、オス猫の発情とスプレー行為に悩まされていました。
スプレーは目の前でカーテンにされ、気が付いたらコタツ布団にされ、はたまた普通の壁や柱にまでされました。
鳴き声も凄まじく、家の中を歩き回りながら鳴き続けたり、外に向かってずっと鳴いていたり、夜や朝方も鳴いている状態でした。
「にゃんたま」はかわいいですが早期に去勢しないと大変苦労します。
今回は、去勢済オス猫8匹+避妊していないメス猫2匹と暮らしている猫人間が、オスの発情期についてご紹介していきます。
同じ苦労をしている人間を見れば少しは心穏やかになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
また、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト
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動物を飼っている方は優しい方が多く、親身になって答えてくれますので、経験した生の声を聞きたい方はぜひ登録してみてください。
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発情期っていつなる?
- メス猫や周りのオス猫に触発されて発情期になります。
オス猫に発情の季節は無いと言われていますが、メス猫と大体同じ1月頃~9月頃、と考えてもらえれば大丈夫です。
実際に我が家でも、メス猫の発情からのオス猫の発情という「友情コンボ」が毎年行われています。
また、オス猫は
- 生後6ヶ月を過ぎたら発情期がくる可能性がある
- 生後9ヶ月~12ヶ月ごろには子供が作れる可能性がある
と言われておりますが、個体差があり、周りの環境でも左右されるそうで、我が家では生後6~7ヶ月のオス猫が子供を作りました。
発情期の迷惑行為と望まない妊娠を避けるのであれば、ワクチン接種と去勢手術を計画的に行う必要があります。
発情期はいつ終わる?
- オス猫の発情期間はメス猫によって左右されます。
我が家でも、メス猫の発情が落ち着くとオス猫の発情も落ち着きますので、メス猫の発情期間(1~2週間)と大体同じと思っています。
1匹しか飼っていない場合、他の猫の鳴き声やフェロモンによって発情しますので、周りに住んでいるメス猫が落ち着くとオス猫の発情も落ち着きます。
逆に考えると、複数のメス猫がローテーションで発情期に入るとオス猫の発情がずっと続きます。
実際に我が家でもメス猫2匹が発情している間は、オス猫も同じように発情しています。
スプレーとは?
・スプレー行為とはしっぽとお尻を高く上げておしっこをかける行為です。
マーキングの1種で、発情によるスプレーと、ストレスによるスプレーがあります。
発情によるスプレーの目的
- メス猫に自分の存在をアピールする
- 縄張りを主張する
発情によるスプレーの特徴
- しっぽとお尻を上げて噴きつける
- 尿の量が少ない
- とてつもなく臭い
特に匂いが強く、部屋に入った瞬間に匂いますし、普通に洗濯しても匂いが残っていることがあります。
私は漂白剤たっぷりで洗濯して、少しでも匂いを落とせるようにしていました。
また、ストレスによるスプレー行為は、我が家の猫は以下の時にしました。
- 家の周りにオス猫が徘徊していた時
- 見知らぬ人が家に大勢来た時
- 掃除機をかけていた時
- 猫同士で喧嘩したあと
スプレーする原因と目的は違いますが、しっぽを高く上げたり匂いが強いなど、特徴は発情のスプレーと同じでした。
スプレーする場所はカーテンが多い?
- 我が家の猫はカーテンにスプレーする確率が高かったです。
もちろんそれ以外にも
- コタツ布団
- 座椅子
- 壁
- 柱
などなど、様々な箇所にスプレーされてしまい、掃除と洗濯がとにかく大変でした。
特にカーテンは人からもらうほど洗濯が間に合わず、本当に大変な思いをしました。
また、消臭するために漂白剤を薄めてスプレーしていたのですが、家の柱に使用したら変色してしまいましたので、漂白剤を使う時は十分注意してください。
掃除や洗濯は大変ですが、掃除せずに放置してしまうと、同じ場所にスプレーする事が習慣になってしまいますのですぐに掃除した方が良いです。
スプレーや鳴き声の対策は?
- 出来る限り早く去勢する
発情期のスプレーや鳴き声は怒っても叩いても治りません。むしろ怒ったりすると、隠れてスプレーしたりします。
やめさせる方法は去勢しかないと思っています。
我が家は8匹の去勢をしていますが、スプレーをするのは1匹しかおらず、さらに年を取ってきたのでスプレー行為をほとんどしなくなりました。
スプレー行為をやめなかった猫は、去勢するのが遅くなってしまい1度スプレー行為などを経験してしまった事が原因かと思われます。
去勢が遅くなってしまった理由は、
- 1匹で室内飼いなので大丈夫だろうと思っていた。
- 「にゃんたま」が可愛かった。
最初に拾ってきた猫だったので、あまり知識が無かったことや「にゃんたま」が可愛かったのが原因です。
去勢が遅くなったことを非常に後悔していますので、写真をいっぱい撮って半年後には「にゃんたま」とお別れしましょう。
去勢の費用はどのくらい?
- 猫の去勢費用は1万5千円~2万5千円前後
- 去勢前のワクチン、5千円前後
猫の去勢はワクチンを合わせて3万円は見ておいた方が良いです。
実際は2万円以下で出来る事が多いですが、病院によって違いますので余裕をもって考えましょう。
もちろん、安くできる病院もありますが、病院によっては去勢手術費と、麻酔や血液検査が別料金になっている場合がありますので「全部でいくらかかるか」必ず確認してください。
4件ほど動物病院にお世話になった中で、大きい動物病院ほど高いイメージがありますが、きれいな環境で丁寧に対応していただけるので、安心を求めるかたは大きい動物病院をオススメします。
また、手術した日に入院させる場合はさらに金額が高くなりますので、手術後の入院があるか確認した方が良いですが、基本的に日帰りで帰ってきます。
費用の注意点
- ワクチン、手術の合計で考える
- 去勢手術は全部でいくらなのか確認する
- 入院があるのか確認する
去勢の助成金
助成金は以下で検索してみてください
- 「猫 助成金 ○○県」
- 「猫 助成金 ○○市」
- 「猫 去勢 助成金 ○○県」
- 「猫 去勢 助成金 ○○市」
県に助成金が無くても市町村にある場合がありますので両方検索してみてください。
さらに、お住いの都道府県や市町村に助成金が無かった場合
- 〇〇県獣医師会
- 〇〇県動物保護管理協会
- 日本動物愛護協会
で検索して、助成金があるか調べてみてください。
獣医師会と動物保護管理協会、日本動物愛護協会は知らない方もいらっしゃいますが、助成金をいただける場合があります。
こちらでご紹介した助成金は大体上限金額が決まっていますので、去勢や避妊の予定がある方は早めに相談しておくことをオススメします。
また、助成金を受け取るのに条件がある場合がありますので、必ず確認してください。
まとめ
今回はオス猫の発情期についてご紹介しました。
スプレーや鳴き声に困っている方は去勢を強くオススメします。
今迷惑行為をしていなくても、今後する可能性が十分ありますので早期対応をした方が良いです。
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犬猫を飼っている方は本当に優しい方が多く、親身になって答えてくれます。
去勢しても迷惑行為が直らない猫がいるみたいですが、我が家では去勢が遅くなった1匹を除いて7匹のオス猫は迷惑行為をしません。
「にゃんたま」に気をとられていると去勢が遅くなり、迷惑行為が直らなくなる恐れがありますので、早めに動物病院の先生に相談してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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