暖かくなると活動を始めるノミ、ダニ・・・想像しているだけでかゆくなりますよね。
ノミとダニの違いはいくつかありますが、大きく異なる点はノミはジャンプすることです。
ダニは這って移動しますので自力で動ける距離に限りがありますが、ノミの侵入を許したら家のどこにいても刺されることがあります。
実際に私もかなり困っていた時があり、全ての布団を乾燥機にかけて、畳や座椅子にスチームアイロンをかけまくったことがあります。
そこで今回は、ノミとの戦闘経験がある猫人間が「ノミ」についてご紹介していきます。
見ているとかゆくなるかもしれませんが、ノミについて詳しく知って、猫ちゃんと自分を守りましょう。
また、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト
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今回の記事では以下のことが分かります。
- ノミは人間にうつる?うつるとかゆい?
- 室内飼いでもノミはくる?
- ノミの卵とフンの特徴
- ノミの見つけ方、ノミの大きさ
- ノミの取り方、クシ必須
- ノミ対策、退治①②③
ダニに関しては以下の記事をご覧ください。
ぜひ最後までご覧ください。
ノミは人間にうつる?うつるとかゆい?
- 猫ノミは人間にうつります。
- 刺されるととてつなくかゆいです。
- 蚊と違って痕も残りました。
刺される(咬まれる)と少しだけプクッと腫れて赤くなってとにかくかゆいです。
皮膚が薄いふくらはぎや内ももを刺されることが多かったですが、かかとや足の裏を咬まれた時は足を取りたくなるほどかゆかったです。
ノミは動物の血ならなんでも良いみたいで、ネズミ・ネコ・イヌ・人間、なんでも吸血して唾液でアレルギー反応を引き起こします。
さらに!ノミに何度も刺されていると免疫反応が早く、大きくなり、ノミに刺されるたびにかゆみがひどくなると言われています。
本当に困っていた時は寝れないほどかゆく、布団の中にもいるんじゃないか?という不安から、さらに寝れなくなっていました。
室内飼いでもノミがくる?
- 基本的には入ってこない
- 人間が持ち込む
- 散歩帰りのワンちゃんが持ち込む
外にいるノミは、暗くてじめじめした場所で、直射日光が当たらないところに潜んでいます。
例えば草むらや、家の周りだと縁の下などに潜んでいることがあります。
縁の下からジャンプしてくる可能性もありますが、基本的に外から持ち込まなければ家の中に侵入できません。
我が家の場合は、猫が網戸を突き破って脱走した時にノミをつけて戻ってきたのが原因で家の中に侵入されてしまいました。
ノミの卵とフンの特徴
- フンは黒くて小さい砂に似てます。
- 卵は小さい塩に似てます。
両方とも本当に小さくて見えづらいですが、皮膚に近い部分に大体あります。
ですので、猫ちゃんの毛をかき分けながら皮膚に近い部分に異物が無いか見てください。
毛が黒い猫ちゃんも皮膚はピンクだったり白かったりするので、かゆがっている部分を中心に探すと見つかりやすいです。
ちなみに、このやり方でノミを見つけることもできますが、素手でノミを取るのは至難の業です。
ノミの見つけ方、ノミの大きさ
- 猫がかゆそうに体のどこかをかいている
- 猫が毛づくろいの時に体を噛む仕草を頻繁にしている
- かさぶたがある
- 黒い小さい砂みたいな物体が皮膚についてる
こんな症状があったらノミ取りクシで猫をブラッシングすることをオススメします。
そして、ノミは肉眼で見れる1mm~3mmくらいのサイズなので、クシについていないかしっかり確認しましょう。
よく見たら動いているのでノミだと分かるはずです。
特に外と家を行き来する猫ちゃんなら、頻繁に確認してあげた方が良いです。
また、毛が黒くて長い猫ちゃんはノミを目視で見つけるのが困難なので、ノミ取りクシが必須だと思います。
ノミの取り方、※クシ必須
- クシでノミを捕まえる
- ティッシュでクシを挟む
- ティッシュを押し付けながらクシを抜く
- ノミが取れたらティッシュを丸めて水の中にポイ
- 時間が経ったら引き上げてゴミ箱
私は実際に1~5の手順でノミ取りをしていました。
1と2の間でノミに逃げられる可能性があるので、ティッシュは机の上に広げて準備して置くと良いと思います。
また、ノミは水に弱いので水に入れたら勝ちです。
さらにポイントがあります。
ポイント
- 作業する机はノミが見やすい白がオススメ
- ノミは絶対に潰さない
- トイレットペーパーならトイレに流せる
- 大きいペットボトルを切って水を入れる
ノミにジャンプで逃げられた時に机が白いと着地を捕まえられます。
また、ノミを潰すと卵が飛び散る可能性があるので絶対に潰さないようにしてください。
さらに濡れたティッシュを捨てるのが面倒な方はトイレットペーパーでも代用できますが、破れやすいのでクシを抜くときは注意が必要です。
ペットボトルは1.5ℓのコーラなどの上部を切って水を入れて、ノミを入れたあとに切った部分を逆にして入れると蓋になります。
ノミと闘っていた時は1~5の手順でノミ取りをしていましたが、毎日2-3匹は取れる状態だったので、根本的な原因を解決しないとダメだと感じました
ノミ対策・退治 ①部屋のお掃除
ノミは室内にいると1年中増え続けるといわれており、吸血⇒産卵を繰り返しますので、部屋中を掃除することが非常に重要です。
とくにノミがつきやすい場所は、
- 絨毯、カーペット
- 部屋のかど(ほこりの中)
- ソファー
- ベット
- 布団
- 家具の下や隙間
などなど、部屋が暖かければどこにでも隠れます。
ノミに悩まされている方は、家中を徹底的に掃除することをオススメします。
私はノミに悩まされていた時に、家中の布団を乾燥機にかけて、狂ったように16畳分の畳にまんべんなくスチームアイロンをかけて、カラーボックスにキャスターをつけて掃除しやすいようにしました。
ノミはダニと同じで熱に弱いので、60度以上の乾燥機にかけると死滅します。
出来ればコインランドリーなどの大きい乾燥機にかけた方がノミの逃げ道がなくなって、効率よく退治できます。
また、畳にスチームアイロンをかける方はいないと思いますが、アイロンをかけたあとに扇風機などで湿気を取らないといけないので注意してください。
ノミ対策・退治 ②シャワー、お風呂
- ノミは水に弱いので、シャワーとお風呂が効果的です。
できれば浅いお風呂に入れて体をワシャワシャしてあげるのが良いですが、猫がパニックになったりシャンプー入りの水を飲んでしまう可能性があるので、シャワーでも大丈夫です。
ノミ除けのシャンプーなどもありますが、ノミを落とすだけでしたら、どのペット用シャンプーでもよいと思います
我が家はノミ事件があってから、脱走から帰ってきた猫はすぐお風呂に直行させて洗っています。
そしてお風呂に入れると、大体ノミが浮かんできます。。。
他にも目に見えないダニなども落とせると思うので、脱走して帰ってきた猫ちゃんは洗うのを強くオススメします。
ノミ対策・退治 ③お薬
私が使ったことがあるお薬は2種類です。
- フロントラインプラス
- レボリューション
どちらも「ノミ・ダニ」の予防と駆除が期待できるお薬です。
最初はフロントラインを使用していましたが、レボリューションはフィラリア予防の効能もあるとのことで、動物病院の先生に勧められて使用しました。
レボリューションは局所の脱毛が発生する場合があるそうですが、我が家の猫は大丈夫でした。
使用する際は動物病院の先生としっかり相談して使用してください。
まとめ
今回は私が悪夢をみた「ノミ」についてご紹介しました。
外猫ちゃんには大体ノミがいて、脱走から帰ってきた猫ちゃんにもノミがついている、と考えたほうが良いと思います。
そしてすぐに対策・退治しないと、畳にスチームアイロンをかけるくらい精神状態がおかしくなります。
ぜひ薬と一緒にノミ対策・退治をしていただきたいです。
また、「同じ悩みを抱えている」「同じことを経験した」など、飼い主同士で情報交換が出来るサイト
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動物を飼っている方は優しい方が多く、親身になって答えてくれますので、経験した生の声を聞きたい方はぜひ登録してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも猫ちゃんに有益な情報を発信していきますので、また見にきていただけると嬉しいです。
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